

野球が好きなんです。以前はHAMADAの野球部にも所属してました。もっと実践に近いピッチングマシーンを設計し作ってみたいですね。例えば松坂大輔の癖や投球プログラムが再現できたり。印刷機械から離れてしまいますが、僕たちのようなモノ作りをする人間は色んなモノに興味を抱き、いつも夢を持っていることが大切なんだと思います。
辻_宏文の仕事は設計である。印刷業界のニーズや可能性をCADを使いカタチにしている。今HAMADAの様々な印刷機械を設計し続ける辻であるが、実はHAMADAとの出会いは学生時代のアルバイトであった。
「HAMADAでの設計のアルバイトは都合のいい時に来ればいいって感じだったんで気軽でした。」と気軽ではない今を思い懐かしそうに語る。
住宅設備の設計を志していた辻がHAMADAに入社を決めたのは、会社の雰囲気が良かったのもあるが、海外にも活躍の舞台があるということが大きかった。さらに「HAMADAの人達の熱烈なラブコールもありました。」と笑う。
辻はアメリカで6年半勤務していた。販売代理店への技術支援や教育など設計以外の業務を行っていた。日本とアメリカの大きな違いは問題を「曖昧にしない」ということだと語る。納得してから次に進むアメリカ人の姿勢が身に付いたと言う。
異文化や異業種など、沢山の経験が今の設計に生きている。
「HAMADAは最小人数で組織するチーム編成がいい」と辻は言う。人数が少ないぶん、機動力と決断力があり、コミュニケーションが取りやすい。でも、その分、ひとりひとりの負担と責任が大きくなるが、それは組織でありながら、自分が必要とされている喜びでもある。「もう少し休みが欲しいな」と呟きながら、休みの日にも、やはり仕事のことを考えてしまうと、笑いながら言う、今や本物のクリエイターである。

アメリカ支店に6年半居ましたから色んなことを経験しましたね。
日本にはないアメリカ式の合理性も沢山見て来ました。凄く納得したり感心させられることが多いんですが、たまに自分の目や耳を疑うこともありました。
それはクリスマスの日のことです。アメリカのクリスマスはかなり盛り上がります。街中がイルミネーションと賑わいで埋まると言っても過言ではないくらいアメリカ人にとってクリスマスはとても重要で楽しみなイベントなんです。
なのに、そんな日に解雇を言い渡されたスタッフがいました。そのスタッフは欠勤等の勤務態度に以前から問題があったんですが、それにしても楽しいクリスマスにクビになるとは驚きでした。
そんな特別な日でもアメリカ式合理性は容赦ないというかドライなんです。日本で言うと新年の初出勤の日にクビを言われるようなものですからね(笑)
でも「YES・NOをはっきりさせる」、「言うべき時に言う」は日本人の最も苦手な部分なんで見習うべきだとは思いますね。